地域貢献のTOPICS 「脳活健康大学」を開講、専門医が健康増進の知識を一般市民向けに講演

「脳活健康大学」を開講、専門医が健康増進の知識を一般市民向けに講演

久留米大医学部と人間健康学部の専門医が、健康増進と若返りの知恵や方法を分かりやすく説明する中高年向けの連続講座「脳活健康大学」を西日本新聞TNC文化サークル久留米教室で開講しています。

西日本新聞社と本学は2018年に包括的な連携協定を締結しており、本学の教育研究活動を学外の方に広く知っていただくために協力してイベント等を展開しています。この講座は、昨年11月に西日本新聞TNC文化サークル久留米教室が全面改装、移転したことを記念して開講したものです。

久留米市内などから約50名が受講
久留米市内などから約50名が受講
第3回の講師を務めた深水圭教授(腎臓内科)
第3回の講師を務めた深水圭教授(腎臓内科)

連続講座は、全5回の講座で昨年11月にスタート。3月まで毎月1回のペースで開催されています。快眠研究の最新事情、高血圧対策、血管の老化予防、腎臓病対策、ストレスをためない方策、免疫力を強化する方法をテーマに専門医が解説する内容です。

1月15日に開催された第3回目の講座では内科学講座腎臓内科部門の深水圭教授が登壇し「腎臓病対策」をテーマとした講演を実施しました。

今回は腎臓病予防をテーマとした講義です
今回は腎臓病予防をテーマとした講義です
「脳活健康大学」受講生の様子
「脳活健康大学」受講生の様子
メモをとりながら真剣に講義に参加していました
メモをとりながら真剣に講義に参加していました
終了後にも積極的な質問が多く出ました
終了後にも積極的な質問が多く出ました

深水教授は、透析の予備群である慢性腎臓病(CKD)患者は、成人の8人に1人といわれておりCKDは今や重大な国民病となっていると説明したうえで、腎臓の機能や定期検診の重要性、腎臓病を予防するために普段の生活で気をつけるべきことなどをわかりやすく紹介しました。

講演後には、質疑応答の時間が設けられ、参加者から「健康診断結果で気をつけてみる点は何か」や「夜間の水分補給について」など、活発な質問がなされました。

参加者からは「家族の病気をきっかけに、健康についての知識を身につけたいと思った。専門の先生から病気のことを教えてもらえることは貴重な経験。とてもためになる話が聞けて嬉しい。」といった声が聞かれました。 

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