地域貢献のTOPICS 本学卒業生を講師にスポーツ医科学科で「アンチエイジング教室」がスタート

本学の地域連携拠点である御井キャンパス「つながるめ」で2カ月間にわたり開催されているアンチエイジング教室「ヘルスリテラシーを高めて年齢に打ち勝て!」第3弾の第2回となる教室が5月22日に行われました。
この教室は地域の方の健康づくりの一助になればと人間健康学部スポーツ医科学科が企画したもので、ヘルスリテラシー(健康や医療に関する正しい情報を入手し、理解して活用する能力)を高め、運動習慣を持っていただくことを目的とした取り組みです。
全6回の教室で、体力に合わせた2つのコース、気軽にできる「まずは運動出来るカラダを!運動習慣定着コース」と、もう少し体力をつけたい方向けの「2カ月で身体を変えたい!結果重視コース」を用意、それぞれに専門のインストラクターをつけ、参加者に合ったプログラムで指導が行われています。スポーツ医科学科の学生も教室をサポートしています。(前回の様子はこちら)
スポーツ医科学科教員による基礎講座
全6回の講座のうち第1回から第4回の講座では、コースに分かれて運動をする前にスポーツ医科学科教員による運動に関する基礎講座が行われます。第2回の今回の講座では運動生理学を専門とする右田孝志教授が「exerciseの意義」と題して参加者にレクチャーをしました。


まずは運動出来るカラダを!運動習慣定着コース
「運動習慣定着コース」の担当は、本学人間健康学部スポーツ医科学科卒業で健康運動指導士の正木 愛奈花さん。リラクゼーションセラピストとして活動しながら、地域の方の健康促進活動に積極的に携わられており、明るく分かりやすいレッスンが好評です。久留米市や小郡市で開催された「ストレッチング教室」、本学のSDGs推進プロジェクトの一環で行われた教室などでも講師を務めました。
今回の教室では、柔軟性、バランス、筋力のチェックが行われました。






講師を務めた正木さんは、「今回のテーマは参加者同士のコミュニティー作りをお手伝いすること。一緒に運動できる仲間がいることで、運動をより楽しいと感じてもらえたら。講座はあと4回で終わってしまうけど、終了後も運動習慣を継続できるような講座にできればと思う」とコメントしました。
2カ月で身体を変えたい!結果重視コース
「結果重視コース」は、本学経済学部卒業で健康運動指導士、日本スポーツ協会アスレティックトレーナーの梯 誠剛さんが担当。総合病院に7年勤務し、フットネスジムのチーフトレーナーなども務めた経験を持ち、現在は地域住民の方への運動指導やトップアスリートへの指導を行っています。
この日は、身体の柔軟性を測定した後、ストレッチ、脂肪を燃焼させるサーキットトレーニングの方法を学びました。






参加者からは「普段からゴルフやボウリングなどのスポーツをしているが、いつもは動かさない部分も鍛えられてとてもいい」「自分でもできそうなトレーニングも教えてもらったので自宅でもやってみたい」「仕事帰りにふらっと来れるから参加してみようと思った。運動習慣がないのでこれをきっかけに習慣にしたい」などといった声が聞かれました。
指導した梯さんは「講座も第3弾目になり受講生も増え良いものになってきている。スポーツ医科学科の学生たちのサポートも大きい。これからも継続して開催できたら」と今後に向けた抱負を話してくれました。
第3弾の教室は残り4回開催されます。1回500円で都度参加も可能です。詳細はこちらをご覧ください。