地域貢献のTOPICS 卒業生と学生で運営する「アンチエイジング教室」がスタート

5月7日、本学の地域連携拠点である御井キャンパス「つながるめ」にて、地域住民を対象にしたアンチエイジング教室「ヘルスリテラシーを高めて年齢に打ち勝て!」第5弾がスタートしました。
この教室は、人間健康学部スポーツ医科学科が企画したもので、地域の皆さまの健康づくりの一助となることを目的としています。ヘルスリテラシー(健康や医療に関する正しい情報を入手し、理解し、活用する力)を高め、日常的な運動習慣を身につけてもらうことを目指しています。


今回は、「まずは運動できるカラダを!運動習慣定着コース」と「運動を楽しむ!エネルギッシュコース」の2コースを用意。それぞれ全6回のプログラムで構成され、気軽に始めたい方から、結果を重視したい方まで、目的に応じた内容となっています。
両コースとも、本学卒業生である専門講師2名が指導を担当。参加者の体力や目的に応じたプログラムで丁寧なサポートを行っています。また、教室の運営には、健康運動指導士を目指すスポーツ医科学科の学生たちも加わっており、回を重ねるごとに頼もしい存在となっています。
スポーツ医科学科教員による講義
全6回の講座のうち第1回から第4回では、コースに分かれて運動をする前にスポーツ医科学科教員による運動に関する講義が行われます。第1回の講座ではスポーツ医学を専門とする吉田典子名誉教授が「運動は百薬の長」と題して参加者にレクチャーしました。


まずは運動出来るカラダを!運動習慣定着コース
「運動習慣定着コース」の担当は、本学人間健康学部スポーツ医科学科卒業で健康運動指導士の正木 愛奈花さん。リラクゼーションセラピストとして活動しながら、地域の方の健康促進活動に積極的に携わられており、明るく分かりやすいレッスンが好評です。久留米市や小郡市で開催された「ストレッチング教室」、本学のSDGs推進プロジェクトの一環で行われた教室などでも講師を務めました。
今回は、参加者同士の交流や親睦を兼ねて、コミュニケーションエクササイズやリラクゼーションが行われました。




運動を楽しむ!エネルギッシュコース
「エネルギッシュコース」は、本学経済学部卒業で健康運動指導士、日本スポーツ協会アスレティックトレーナーの梯 誠剛さんが担当。総合病院に7年勤務し、フットネスジムのチーフトレーナーなども務めた経験を持ち、現在は地域住民の方への運動指導やトップアスリートへの指導を行っています。
今回は、カラダの現状を知ることを目的に、参加者自身の筋力チェックと自宅で出来る筋力トレーニングの紹介が行われました。参加者は2週間後の次回教室までの間、自宅で筋トレを続けていきます。





参加者からは「教室に参加した後は、カラダも頭もスッキリして気持ちがいいので続けている」「この教室で教わったストレッチや軽い筋トレを毎日続けているので柔軟性が増した」「夫婦で別コースに初参加したが、自分の筋力が衰えていることを実感したので最後まで頑張りたい」などといった声が聞かれました。
指導を担当する梯さんと正木さんは、「講座も第5弾となり、リピーターも増えてきた。私たちが目指してきたことが地域に広がりつつあり、うれしく感じる。スポーツ医科学科の学生たちも経験を積み、積極的にサポートができるようになってきた。これからもこの教室を継続して開催していくことはもちろん、企業や自治体などにも出向き、運動の重要性を伝えながら、健康的なカラダづくりに向けて一緒に取り組んでいきたい」と話してくれました。
第5弾の教室は残り5回開催されます。1回500円で都度参加も可能です。詳細はこちらをご覧ください。また、企業や自治体での教室開催についてもお気軽にご相談ください。
教室についての問い合わせ先
人間健康学部スポーツ医科学科
准教授 行實鉄平
メールアドレス:kurumeningen2@gmail.com