地域貢献のTOPICS 「絣フェスタ2025 “Clear”~まだ見ぬ世界へ」を開催

9月15日(月・祝)13:30~「絣フェスタ2025 ~Clear(まだ見ぬ世界へ)~」が開催されました。法学部の学生が中心となり企画運営を行い、ファッションショーを通して地元の伝統工芸である久留米絣をPRする地域貢献の取り組みです。学生が個性豊かな絣衣装に身を包み、華やかなファッションショーを演出しました。2015年にスタートし、地域の皆さまのご協力により参加団体も増え、年々規模を拡大してきました。
11回目を迎える今年は新たな取り組みとしてキッズ・ファッションショー、内村直尚学長と文学部の岡村尚昌教授による久留米絣の医学的効果についてのコラボ講演、福岡ダイハツとのコラボレーション~小郡の魅力発信と地域連携(藍プロジェクト)に関する発表がありました。




卒業生による久留米絣ファッションショーでは、円熟味のあるウォーキングとポージングで観客を魅了しました。続いて、本学「のだめ弦楽合奏団」によるオーケストラ演奏が会場を包み、高良大社で撮影された学生グループ「絣藍ドル・あいくる」のMVが上映された後、高良大社の神事で奉納される筑前琵琶と獅子舞が披露されました。
今回は絣フェスタのメインテーマである久留米絣をまとったあいくるのメンバーが巫女に扮して日本舞踊を舞い、伝統工芸と伝統芸能の新たなコラボに挑戦しました。高良山の四季を詠んだ「高良山情歌」では、柔らかく深みのある筑前琵琶(寺田蝶美さん)の響きに合わせて、あいくるのまーささんが日本舞踊を華麗に舞い、会場は厳粛な空気に包まれ、聴衆の感性が音と舞と映像に惹きつけられる神秘的な舞台になりました。


地域アイドル結集!2025では、地域を元気にするための一つのキーワードである「アイドル力」をテーマに、いちご姫、西短 MP 学科さくら組、本学のあいくるが出演しました。来年で40年を迎えるいちご姫は、筑後地域での芸能界の登竜門として先駆的存在になっています。西短MP学科さくら組は歌とダンス、あいくるは完成したばかりのオリジナルソングである「あいくるのキセキ」を絣フェスタで初披露し、アンコールを求められるなど、会場は最高潮になりました。



フィナーレの現役学生による久留米絣ファッションショーでは、学生たちがさまざまな絣の衣装を身にまとい、若さあふれるステージを披露しました。最後には、裏方として本イベントを支えてきた学生実行委員のスタッフとモデルの皆さんがステージ上に勢揃いし、委員長の3名が、それぞれ過去の経験を踏まえた感謝と、来年度以降の後輩への想いを託した挨拶を行い、イベントは盛況のうちに幕を閉じました。


