地域貢献のTOPICS 朝倉市民のヘルスリテラシーを高める「ステップ運動教室」

本学では、2023年12月に朝倉市と包括的な連携協定を締結し、さまざまな取り組みを支援しています。その朝倉市が主催する市民参加型の「ステップ運動教室」において、地域住民の健康促進を目的とした人間健康学部スポーツ医科学科コーディネートによる運動指導講座を実施しました。この取り組みは地域住民のヘルスリテラシー(健康や医療に関する正しい情報を理解し活用する能力)の向上を目指し、運動を生活の一部として取り入れることを支援するもので、8月から全6回にわたり行われています。
8月26日は立石ステップ教室(立石コミュニティセンター)で、地域から12名が参加し、健康的なライフスタイルの第一歩を踏み出す機会となりました。



今回、運動指導を担当したのは、本学人間健康学部スポーツ医科学科を卒業した正木愛奈花さんです。現在、リラクゼーションセラピストとして活動しながら、地域の方の健康促進活動に積極的に携わられており、明るく分かりやすいレッスンが好評です。
久留米市や小郡市で開催された「ストレッチング教室」、本学のSDGs推進プロジェクトの一環で行われた教室などでも講師を務めました。




当日は初めて教室に参加した人を対象に長座体前屈や片足テストを行い、現時点で参加者自身が持つ運動能力を確認してもらいました。
また、補助として参加したスポーツ医科学科の時任舞佳さんも健康運動指導士の資格を持つ正木さんに見てもらいながら、当日参加された方の体力測定を実施するまど、自分の学びにしました。


ステップ運動後は入念にストレッチを行い、最後に身近にあるタオルを利用した握力や足の機能向上を目的にしたトレーニング、ステップ運動後の下肢ストレッチ、むくみや冷えに備えたセルフケアについてもお伝えしました。
参加者からは「今日初めて参加しましたが、楽しかったです。手の指、足の指、あらゆる場所の筋肉のトレーニングをしましたが、身体に効いているのが分かりました」「前回より楽にステップ教室に臨めました。ストレッチ多めですごく助かります」といった声が寄せられました。
本学は、これからも地域の健康づくりや住民の暮らしを支える活動を続けていきます。