久留米大学 大学院 医学研究科動的能力をつける「論文の解剖学」
論文の仕組みを知ることは動的能力を身につけるための一歩であり、学位研究だけでなく臨床でも仲間と理解を共有し問題を解決していくことに役立つでしょう。 興味をお持ちの方は、紹介動画と受講生の感想をご覧ください。
『論文の解剖学(初級)』の狙い
学位研究の最終成果が学位論文であることは言うまでもありません。論文を公表するのは、新たな理解を論理的に表現し世界中の人と共有するためです。 論文は慣れないうちは難しく感じますが、仕組みがわかればそれほど難しいものではありません。仕組みがわかれば論文を書きやすくなり、研究で道に迷うことも少なくなるでしょう。
『論文の解剖学(初級)』の前半では日用品や日常診療を例に論文の基本的な仕組み(理解の構造)を明らかにします。後半では、New England Journal of Medicineなどの一流誌に掲載され、医療に変革をもたらした論文を理解していきます。各回の授業は事前課題を題材にしたディスカッションで進めます。