地域貢献のTOPICS 文学部30周年記念事業での取り組み『熊本・久留米俘虜収容所[1914‐1920]の風景-あるドイツ将校の写真帖でたどる』を出版
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文学部設立30周年記念事業の一環で、大庭卓也(本学文学部教授)・小澤太郎(久留米市文化財保護課主査)編『熊本・久留米俘虜収容所[1914‐1920]の風景-あるドイツ将校の写真帖でたどる』が出版されました。
本学文学部は、令和4年に創立30周年を迎え、記念事業の一つとして、第一次世界大戦時のドイツ将校エドゥアルト・ヴィル旧蔵資料(本学御井図書館所蔵)のなかから、久留米の俘虜(ふりょ)収容所(大正4年(1915)設置)の内外で撮影された写真を紹介する企画展「久留米俘虜収容所の風景-あるドイツ将校の写真帖でたどる-」(久留米市と共催)を開催しました。
本書は、この内容をさらに多くの人々に知っていただくために、企画展の準備を担当した文学部の大庭卓也教授と久留米市文化財保護課主査の小澤太郎氏によって編まれたものです。
ヴィル旧蔵の写真のなかから、熊本収容所の写真71点、久留米収容所の写真148点を厳選し、これらのうち17点の写真については観察を深めるためにカラー化を試みました。本書を手に取って、久留米のそして日本の近代史の一断面に思いを馳せてくださいますよう、ここにご案内します。
令和6年3月刊行・B5判・140頁・定価2,200円(税込)
発行所:花書院 書籍掲載ページ:https://www.hanashoin.com/kumamoto_kurume_furyo/

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