教育カリキュラム(医学部医学科)
第1学年 よき医師として医道を究めるための基礎を形成する。
新カリキュラムの導入
平成27年4月、第1学年から新カリキュラムがスタートしました。
平成30年4月、第1学年から新々カリキュラムがスタートしました。
協同学習(1年)
「主体的・対話的で深い学び」いわゆるアクティブラーニングの核となる「協同学習」の理論と技法に基づき、患者中心医療の実現に向け、医師に求められるチーム医療に資する人間性(協同の精神)と科学的探究力およびコミュニケーション能力などを体得し、学習仲間と切磋琢磨し、共に高め合うことを実践する。
選択科目・選択必修科目 | 必修科目 | |
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選択科目
選択必修科目
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第2学年 人体と生命について深く理解する。
コア・カリキュラム
コア・力リキュラムは、医学の基礎的な部分の内、必須であるものを従来の縦割り講座による講義ではなく、講座横断的に講義が行われます。すなわち、一つのテーマに対してさまざまな講座から教官が参加して講義を行うことにより、学生の理解しやすい力リキュラムを編成しています。
専門科目 | |
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必修科目 | |
| ・Practical Clinical English M2
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第3学年 人の心と体の疾病と治療について深く理解する
病理学実習 | |
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第3学年の病理学実習では、主に剖検例を用いた症例検 討を行います。それぞれの症例の病歴、検査所見、臓器の 肉眼、組織像から、自ら問題 点を指摘し、またそれを解決する過程での、学生個人あるいは少人数グループによる自主学習を重視します。また 適宜、生検材料(組織診)、細胞診、手術による摘出標本を 供覧し、理解度を高めます。 |
専門科目 | |
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必修科目 | |
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第4学年 患者中心の視点と医師の社会的役割を理解し身につける
臨床技能統括実習(講義含む) | 共用試験(CBT・OSCE) |
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臨床実習開始前に、学生が卒業時の目標をめざして診察や実技等に関する基本知識を修得し、シミュレータ、模擬患者、学生同士の相互実習(模擬診療)等により学ぶ | 共用試験とは臨床実習開始前に全国の医科大学・大学医学部の学生を対象に行われる評価試験です。共用試験はコンピューターを用いた知識・問題解決能力を評価する客観試験(Computer Basedtesting,CBT)と態度・診察技能を評価する客観的臨床能力試験(Objective Structured Clinical Examination,OSCE)から構成されています。本学では、CBTを視野に入れた臨床実習開始前総括講義の開講や、OSCEに向けたスキルラボの充実を図り、大きな成果をあげています。 |
専門科目 | |
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必修科目 | |
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第5学年 診療技能とコミュニケーション能力を身につけ臨床実習で実践する
クリニカル・クラークシップ(第4学年後期~第6学年前期) | 白衣授与式 |
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第4学年後期・第5・6学年ではクリニ力ル・クラークシップを行い、臨床実習を通じて、医師として必要な知識・技能・態度・習慣を身に付けていきます。クリニ力ル・クラークシップは、従来の見学型、受け身型の臨床実習とは異なり、学生が積極的にチーム医療に参加することにより成立します。 | 久留米大学医学部では2001年より臨床実習が開始される時期に合わせ全国で始めて白衣授与式を挙行するとともに2013年からスチューデントドクターに認定しています。これには、医師としての専門職意識の向上と患者さんに対して持つべき優しさを再認識し、医師を目指す者としての心構えを新たにしようという思いが込められています。 |
専門科目 | ||
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必修科目 | ||
・クリニカル・クラークシップ 必修科目 (PDFファイル)(1.94MB) | ||
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第6学年 臨床推論技法を活用し,臨床医としての基本を固める
クリニカル・クラークシップ(6年) | 勉強会室 |
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第6学年のクリニ力ル・クラークシップは必修科目と選択科目からなり、選択科目では学内外の診療科から自分の興味のある診療科を選ぶことができます。その中で、第5学年次で行ったクリニカル・クラークシップより一歩レベルの高いチーム医療を実践することで医師として必要な知識・技術・態度を習得します。また、チーム医療に必要なチームワークやコミュニケーション能力を学びます。 | 平成29年4月より学習室を新設し、より一層、仲間とともに集中して学習できる環境を整え、国家試験を全面的にバックアップしています。 |
専門科目 | ||
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必修科目・選択科目 | ||
・クリ二カル・クラークシップ 選択必修科目(学内) 必修・選択必修科目 (PDFファイル)(1.42MB) 選択必修科目(学外)
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成績評価
各科目の試験成績の評価は、AA(100点~90点)、A(89点~80点)、B(79点~70点)、C(69点~60点)及びD(60点未満)とし、C以上を合格とする。
各学年ごとの進級は次の基準となる。
成績管理の指標として、履修科目の成績評価を点数化し、全科目の合計点の平均を算出(100点満点で点数化)したものとしている。なお、進級基準を満たさずに進級できなかった場合は、再度該当学年の全科目を受講し、受験しなければならない。
GPA制度
- GP(グレード・ポイント)
成績評価基準により点数化された評点をポイント換算したものをGP(グレード・ポイント)とする。
評点 | グレード | GP(グレード・ポイント) |
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100点~90点 | AA | 4 |
89点~80点 | A | 3 |
79点~70点 | B | 2 |
69点~60点 | C | 1 |
59点~ | D | 0 |
- GPA(グレード・ポイント・アベレ-ジ)
各学年におけるGP(グレード・ポイント)の平均値をGPA(グレード・ポイント・アベレ-ジ)とする。
実務経験のある教員等による授業科目一覧表
実務経験のある教員等による科目(医学部医学科) (PDFファイル)(66KB)